九重町「下旦祇園祭」とは?
大分県玖珠郡九重町に伝わる「下旦祇園祭(しもだんぎおんさい)」は、地域の人々に深く根付いた伝統行事で、九重町の無形民俗文化財にも指定されている由緒ある祭りです。
🏮 下旦祇園祭の概要
- 開催地:九重町下旦地区(主に八鹿酒造横駐車場や八雲神社周辺)
- 開催日:毎年7月中旬(2025年は7月19日)
- アクセス:JR恵良駅から徒歩約5分
🎐 歴史と由来
- 起源:1862年、当時流行していた疫病を鎮めるため、福岡県行橋市の今井神社から分霊を迎えて祀ったのが始まり。
- 目的:疫病退散・無病息災を願う祇園祭として、地域の人々の信仰と結びついて発展。
🚩 見どころ
- 山鉾(やまぼこ)巡行:大人用と子ども用の2基の華やかな人形山鉾が、下旦地区を勇壮に練り歩きます。
- 装飾:毎年異なる工夫を凝らした飾り付けが施され、地域の人々の創意工夫が光ります。
- 夜の演出:山鉾に灯りがともり、幻想的な雰囲気に。屋台やステージイベントもあり、賑わいを見せます。
- 飾り花の持ち帰り:山鉾を彩る飾り花は持ち帰ることができ、玄関先に飾ると疫病除けになるとされています。
- 👘 参加者の装いと雰囲気
- 男性たちはねじり鉢巻きと揃いの法被姿で、八雲神社の神事に臨み、山鉾を力強く引き回します。
- 地元の子どもたちも参加し、世代を超えて受け継がれる地域の誇りが感じられます。
- この祭りは、九重町の夏の始まりを告げる風物詩であり、地域の絆を深める大切な行事です。
九重町「下旦祇園祭」ポスター・駐車場案内

「下旦祇園」会場およびイベント内容
